25年ルール、2027年に解禁される車種は?月別カレンダー

JDM×25年ルール
目次

25年ルール、2027年に
解禁される車種は?月別カレンダー

2027年は2002年製造分が25年ルール(製造から25年経過した車は米国の安全基準への適合義務が免除され、輸入できる制度)の対象になります。S15シルビア・RX-7 FD3S・80スープラ・R34 GT-Rは2027年8月に全年式解禁、Z33・コペン・NSX-Rは初年度分の解禁が始まります。月別カレンダーと2028〜2030年の見通し、当社の買取相場・実例・売り時を買取専門店がまとめました。

最終更新: 2026年10月16日

30秒でわかる結論(2026年10月16日時点)

  • 2027年は2002年製造分が25年ルールの対象。2月ランエボVII GT-A→5月NSX-R→6月コペン→7月Z33初期型と進み、8月にS15・RX-7 FD3S・80スープラ・R34 GT-Rの4車種が全年式解禁(製造月基準・個体ごとに前後)
  • 当社の買取相場(2026年10月時点・目安): S15シルビア 70〜650万円/RX-7 FD3S 80〜1100万円/80スープラ 200〜1200万円/R34 GT-R 800〜3800万円/フェアレディZ Z33 80〜400万円。DC5・RX-8・コペン・クラウン アスリートVは要査定(個別にご相談)
  • 売り時は「全年式解禁の月を待たない」が当社の判断。相場は2026年10月時点ですでに上記の水準で、個体の状態は待つほど下がります。当社は2026年9月、2001年式S15 スペックRを320万円で買取(実額)
  • 改造車・不動車・事故車もそのまま査定。純正戻しは不要で、輸出に必要な書類の手配も当社が行います。2028年はRX-8・ランエボVIII・スイフトスポーツHT81S、2029〜2030年はDC5後期・ランエボVIII MR・NSX最終が節目

※相場はすべて当社の買取相場(目安)です。実例の金額はその個体の実際の買取金額で、状態・時期により変動します。解禁月は米NHTSAの運用(製造日から25年)に基づく目安です。

2027年解禁組の当社買取実例 S15シルビア スペックR(2001年式・実走13.9万km)を320万円で買取 2027年8月に全年式解禁を迎えるS15|愛知県・2026年9月|※掲載金額はこの個体の実際の買取金額です。状態・時期により変動します。 →

25年ルール(製造から25年以上経過した車は、米国の連邦自動車安全基準=FMVSSへの適合義務が免除され、合法的に輸入できる制度)は、毎年「新しい製造年」の日本車を海外市場に送り出す仕組みです。2026年は2001年製造分が対象で、ランエボVII・DC5インテグラ・ヴェロッサなどが解禁の年を迎えています。制度の全体像と解禁済み車種の解説は「アメリカへのスポーツカー輸出制限「25年ルール」とは?最新クリア車両一覧」に、現在すでに解禁されている車種の全リストは常設記事「25年ルール対象車種一覧」に、それぞれまとめています。

この記事はその2本の続きで、これから解禁される2027年(2002年製造分)を月別に、2028年(2003年製造分)と2029〜2030年を年別に先読みし、各車種の当社の買取相場(2026年10月時点・目安)と実例、売り時の考え方をまとめました。解禁は「製造年月から25年」で判定されるため、同じ2002年式でも製造月によって解禁が前後します。表の月はその目安です。

金額は当社の買取相場レンジと、公開済みの買取実例(実額)だけを載せています。海外の販売価格や他社の数字は当社相場と混ぜていません。

2027年カレンダー

2027年に25年ルール解禁になる車種(2002年製造分)

解禁月は製造年月から25年の目安です。同じ2002年式でも製造月で前後します。車種名のリンク先は当社の車種ページです。

解禁の目安
(製造月基準)
車種・型式解禁の内容
(生産期間・対象グレード)
当社の買取相場
(2026年10月時点・目安)
1月〜2002年製造分の解禁が始まる
(S15・FD3S・80スープラ・R34 GT-Rなど)
2002年1月製造の個体から製造月ごとに順次。8月で全年式が揃う各車種の行を参照
2月〜三菱 ランサーエボリューションVII GT-A
(CT9A)
ランエボVIIの買取相場
ランエボ初のAT仕様。2002年2月1日発売→2027年2月から順次。GSR/RSの2002年製も同時期50〜320万円
5月〜ホンダ NSX-R(NA2)
NSXの買取相場
2002年5月24日発売→2027年5月から順次。NA2本体は2022年から解禁中300〜5000万円
6月〜ダイハツ コペン(L880K)2002年6月19日発売→初年度分が2027年6月から順次要査定(個別にご相談)
7月〜日産 フェアレディZ(Z33)
Z33の買取相場
2002年7月30日発売→初期型が2027年7月から順次。2003年製は2028年80〜400万円
8月 全年式日産 スカイラインGT-R(BNR34)
R34 GT-Rの買取相場
1999年1月〜2002年8月生産。Nür(2002年2月発売・1,000台限定)を含む全年式が解禁800〜3800万円
8月 全年式トヨタ 80スープラ(JZA80)
80スープラの買取相場
1993年5月〜2002年8月生産(1997年8月にターボの2JZ-GTEがVVT-i化・NAの2JZ-GEは変更なし)。北米に新車で無かった1998年秋以降の最終期まで揃う200〜1200万円
8月 全年式日産 シルビア(S15)
S15シルビアの買取相場
1999年1月〜2002年8月生産。スペックR・スペックSの全年式が解禁70〜650万円
8月 全年式マツダ RX-7(FD3S)
RX-7 FD3Sの買取相場
1991年12月〜2002年8月生産。スピリットR(2002年4月発売・1,500台)を含む全年式が解禁80〜1100万円
10月〜ホンダ アコード ユーロR(CL7)2002年10月発売→2027年10月から順次要査定(個別にご相談)
11月〜スバル インプレッサWRX STi 涙目(GDB C型)
インプレッサGDBの買取相場
2002年11月のマイナーチェンジで涙目に→2027年11月から順次。丸目は2025年から解禁中70〜800万円
通年ホンダ S2000(AP1)
S2000の買取相場
継続生産。2001年製までは2026年中に解禁、2002年製が製造月ごとに順次90〜650万円
通年ホンダ インテグラ タイプR(DC5)前期
インテグラDC5の買取相場
2001年7月発売の継続生産。2002年製が製造月ごとに順次(後期は2029年)要査定(個別にご相談)
通年トヨタ ヴェロッサ VR25/マークⅡ iR-V(JZX110)/アルテッツァ RS200
ヴェロッサ・JZX110マークⅡ・アルテッツァの買取相場
継続生産。2001年製までは2026年中に解禁、2002年製が製造月ごとに順次個別にご相談
(レンジは車種ページに掲載)
通年トヨタ クラウン アスリートV(JZS171)1999年9月〜2003年12月の継続生産。2001年製までは2026年中に解禁、2002年製が製造月ごとに順次要査定(個別にご相談)

※解禁月は米NHTSAの運用(製造日から25年)に基づく目安で、個体ごとの製造月で前後します。※金額はすべて当社の買取相場(2026年10月時点・目安)。年式・走行距離・修復歴・カスタム内容・市場動向で変動します。※「要査定」の車種は当社の相場表に公開レンジが無いため、個別にご相談ください。※発売・生産終了月は日産・トヨタ・ホンダ・マツダ・ダイハツの公式リリースおよびトヨタ75年史に基づきます(アコード ユーロRの発売月は複数資料による)。

2027年のカレンダーで最も重い月は8月です。80スープラ(JZA80)は平成12年排出ガス規制に対応せず2002年8月に生産を終え(トヨタ75年史)、S15シルビアとRX-7 FD3Sも同じ2002年8月に生産を終了、R34 GT-R(BNR34)も2002年8月初旬で生産を終えました(各社リリース)。この4車種の最終年式が2027年8月に一斉に25年を迎え、「全年式が解禁済み」の状態に入ります。RX-7のスピリットR(1,500台)やR34 GT-RのNür(1,000台限定)といった最終限定車も、この8月までに全数が解禁されます。

一方、Z33・コペン・NSX-R・アコード ユーロRは2002年に発売された「初年度組」です。2027年は最初の数か月分が解禁されるだけで、残る年式は2028年以降に順次続きます。DC5・ヴェロッサ・JZX110・アルテッツァ・S2000のような継続生産車は、2001年製までが2026年中に解禁(一覧記事参照)、2027年は2002年製が製造月ごとに追加されていく年になります。

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2028年カレンダー

2028年に解禁になる車種(2003年製造分)

2028年の主役はランエボVIIIとRX-8。年末にはクラウン アスリートVが全年式解禁になります。

解禁の目安
(製造月基準)
車種・型式2028年に起きること当社の買取相場
(2026年10月時点・目安)
1月〜三菱 ランサーエボリューションVIII(CT9A)
ランエボVIIIの買取相場
2003年1月31日発売→2028年1月から順次。同月、ランエボVII(2003年1月生産終了)は全年式解禁50〜500万円
4〜5月〜マツダ RX-8(SE3P)
RX-8の買取相場
2003年4月9日発表・5月上旬店頭販売→初年度分が2028年4〜5月から順次要査定(個別にご相談)
6月〜スズキ スイフトスポーツ(HT81S)2003年6月12日発売(1.5L・5速MT)→初年度分が2028年6月から順次要査定(個別にご相談)
12月 全年式トヨタ クラウン アスリートV(JZS171)1999年9月〜2003年12月生産。1JZ-GTE搭載の全年式が解禁要査定(個別にご相談)
通年日産 フェアレディZ(Z33)/ホンダ NSX(NA2)/スバル インプレッサGDB涙目
Z33・NSX・GDBの買取相場
2003年製造分が製造月ごとに順次Z33 80〜400万円
NSX 300〜5000万円
GDB 70〜800万円
通年ダイハツ コペン/ホンダ DC5前期・アコード ユーロR/トヨタ ヴェロッサ・JZX110・アルテッツァ
DC5・ヴェロッサ・JZX110マークⅡ・アルテッツァの買取相場
2003年製造分が製造月ごとに順次車種により異なる
(個別にご相談)
参考日産 スカイラインクーペ(CPV35)1月〜/スバル レガシィ(BL/BP)5月〜/日産 フェアレディZ ロードスター(Z33)10月〜2003年の発売月から順次(発売月は複数資料で確認)車種により異なる
(個別にご相談)

※解禁月は製造年月から25年の目安で、個体ごとの製造月で前後します。※金額は当社の買取相場(2026年10月時点・目安)。RX-8・スイフトスポーツ・クラウン アスリートVは当社の相場表に公開レンジが無いため要査定です。

2028年は「新しい世代の解禁開始」が中心の年です。ランエボVIIIは2003年1月31日の発売から25年を迎え、1月から2028年の解禁がスタート。同じ月に、2003年1月で生産を終えたランエボVIIが全年式解禁になります。RX-8は2003年4月9日に発表、5月上旬に店頭販売が始まったため、初年度分の解禁は2028年4〜5月から。6月にはスイフトスポーツ初代(HT81S)が続きます。

年末の12月には、1JZ-GTEターボを積むクラウン アスリートV(JZS171)が、2003年12月の生産終了分まで全年式解禁になります。RX-8・スイフトスポーツ・クラウン アスリートVは当社の相場表に公開レンジが無いため、この記事では金額を書かず、個別査定でお答えしています。

2029〜2030年

2029〜2030年の見通し(2004〜2005年製造分)

公式リリースで生産終了月が確定している車種だけを載せています。それ以外の車種は確定した時点で追記します。

解禁の目安
(製造月基準)
車種・型式節目
(全年式解禁/解禁開始)
当社の買取相場
(2026年10月時点・目安)
2029年2月〜三菱 ランサーエボリューションVIII MR
ランエボVIIIの買取相場
2004年2月の追加モデル→2029年2月から順次50〜500万円
2029年4月 全年式トヨタ ヴェロッサ(JZX110系)
ヴェロッサの買取相場
2004年4月生産終了→全年式が解禁個別にご相談
(レンジは車種ページに掲載)
2029年9月〜ホンダ インテグラ タイプR(DC5)後期
インテグラDC5の買取相場
2004年9月のマイナーチェンジ以降→2029年9月から順次要査定(個別にご相談)
2029年11月 全年式トヨタ マークⅡ(JZX110)
JZX110マークⅡの買取相場
2004年11月生産終了(後継マークX発売)→全年式が解禁個別にご相談
(レンジは車種ページに掲載)
2030年7月 全年式トヨタ アルテッツァ(SXE10/GXE10)
アルテッツァの買取相場
2005年7月販売終了→全年式が解禁個別にご相談
(レンジは車種ページに掲載)
2030年12月 全年式ホンダ NSX(NA2)
NSXの買取相場
2005年12月生産終了→初代NSXの全年式が解禁300〜5000万円

※解禁月は製造年月から25年の目安で、個体ごとの製造月で前後します。※金額は当社の買取相場(2026年10月時点・目安)。ヴェロッサ・JZX110・アルテッツァの相場レンジは本記事では扱わず、表内リンク先の各車種ページでご案内しています。

2029年以降は「最終年式の全年式解禁」が節目になります。ヴェロッサ(2004年4月終了)、JZX110マークⅡ(2004年11月終了)、アルテッツァ(2005年7月終了)、初代NSX(2005年12月終了)が、順に「全年式が海外へ出せる車」に変わります。新しく解禁が始まるのは、2004年2月に追加されたランエボVIII MRと、2004年9月の後期型以降のDC5インテグラ タイプRです。

この表に無い車種は、生産終了月が公式資料で確定していないか、本記事の調査範囲外のものです。公式リリースで生産終了月を確認できた車種は、確認でき次第この記事に追記します。

仕組みと注意点

25年ルールの仕組みと、2026年の注意点

起算日・排ガス(EPA)・右ハンドル・関税。事実だけを短く整理します。

① 法的根拠と起算日: 「製造日から25年」。年式でも初度登録でもない

25年ルールの根拠は米連邦法49 U.S.C. §30112(b)(9)と施行規則49 CFR §591.5(i)で、製造から25年以上経過した車は連邦自動車安全基準(FMVSS)への適合義務が免除されます(1988年のImported Vehicle Safety Compliance Actに由来)。起算点はNHTSA(運輸省道路交通安全局)の運用で「車両の製造日」。輸入申告書HS-7にも製造日を記入します。モデルイヤー・発売日・日本の初度登録年月ではありません。

日本車はコーションプレートに製造月が無いことが多く、車検証の初度登録年月を目安にしながら、メーカー発行の製造年月証明などで立証する方法が使われます。だからこの記事の表は「月」で区切っています。

② EPAの21年免除は「無改造」が条件——改造車オーナーが知っておくべき1点

排ガス側はEPA(環境保護庁)が別に管理し、免除条件は「輸入年−製造年が21年以上(暦年差)」かつ「原状・無改造の構成」です(EPA Form 3520-1 コードE)。エンジン換装車は、同型エンジンか、より新しい認証エンジンへの換装でなければ免除の対象外になり得ます。2002年製は2023年に21年を満たしているため、2027年時点の論点は年数ではなく改造状態です。

ただしこれは輸出する側の問題で、国内で売る側が純正に戻す必要はありません。改造車王は国内のチューンド・ドリフト需要も含めて査定し、載せ替え車・フルチューン車も加点で評価します(実例は買取実例)。

③ 右ハンドルは連邦では問題なし。登録は州ごと

FMVSSに右ハンドルを禁止する規定はなく、NHTSAも公式FAQで「安全基準は右ハンドルの操舵系を禁止しない」と回答しています。ただし通関(連邦)と登録(州)は別の手続きで、登録要件は州ごとに異なります。カリフォルニア州は直接輸入車に別途の要件があり、扱いが厳しい州とされています。「右ハンドルは全州で登録できる」とは言えないため、本記事ではここまでに留めます。

④ 関税は2025〜2026年に複数回変わった。25年ルール本体は変わっていない

25年ルール本体(安全基準の免除)は、2026年10月時点で改正や改正案の公式な動きは確認されていません。

一方で関税は別の制度で、2025〜2026年に複数回動きました。輸入する年から25年以上前の年に製造された乗用車は2025年4月発効の自動車関税(232条)の対象外とされ(米CBPのFAQ・こちらは暦年で判定)、2026年10月時点では別の追加関税を含めて合計12.5%程度という通関業者の解説があります。税率は今後も変わり得るため、本記事では断定せず、輸出時点でCBP(関税・国境警備局)や通関業者で確認することをおすすめします。日本国内で当社に売却する場合、関税の手続きや負担はお客様には発生しません。

⑤ なぜ北米で欲しがられるのか

理由は単純で、北米に新車で存在しなかった仕様だからです。S15シルビアやR34 GT-Rは北米で正規販売されず、80スープラ(JZA80)も北米ではMY1993〜1998のみの販売で、1998年秋〜2002年8月の最終期は北米に新車で存在しないとされます。安全基準の免除が無ければ輸入できないため、展示目的の特例などを除けば25年ルールが実質的な入口になります。

参考として、2002年式スカイラインGT-R M・spec Nür(展示目的の特例で先行輸入された個体)が2026年1月に米国のオークションサイトBring a Trailerで442,000ドルで取引された例があります(出典: Bring a Trailer)。これは海外の取引例であり、当社の買取相場とは別の数字です。

なお「名車が海外へ流出する」「盗難が増える」という不安の声もあります。当社は古物営業法に基づき、車検証・本人確認・所有権の確認を経た車だけを買い取り、仕向け先が輸出でも国内でも正規の書類で手続きします。オーナーが正規の売却ルートで価値を確定させることが、車を守るうえでも確実な出口です。

当社の買取相場

2027年以降に解禁を迎える車種の当社の買取相場(2026年10月時点・目安)

当社の相場表に公開レンジがある10車種だけ金額を載せています。レンジが無い車種は数字を作らず、要査定としています。

車種当社の買取相場
(2026年10月時点・目安)
レンジの上に行く条件関連記事
S15シルビア70〜650万円スペックR・6MT・修復歴なし・記録簿。ドリ仕様はパーツを1点ずつ加点S15と25年ルール
RX-7 FD3S80〜1100万円後期型・スピリットR・5MT・エンジン状態良好RX-7の値上がり
80スープラ(JZA80)200〜1200万円RZ系(2JZ-GTE)・6MT・1997年8月以降のVVT-i80スープラの値上がり
R34 GT-R(BNR34)800〜3800万円V・spec II・Nür・低走行・純正色・記録BNR34の売り時
フェアレディZ(Z33)80〜400万円バージョンS/ST・6MT・ニスモ系パーツ・低走行—
ランエボVII(CT9A)50〜320万円GSR・RS・5MT・修復歴なし(GT-Aは個別評価)ランエボと25年ルール
ランエボVIII(CT9A)50〜500万円MR・GSR・6MT・修復歴なしランエボと25年ルール
NSX(NA2)300〜5000万円NSX-R・タイプS・6MT・低走行・記録—
S2000(AP1)90〜650万円低走行・修復歴なし・記録簿・純正パーツ付属S2000と25年ルール
インプレッサGDB70〜800万円spec C・6MT・修復歴なし・記録簿GDBと25年ルール
インテグラ タイプR(DC5)要査定(個別にご相談)前期・後期とも個別査定。6MT・修復歴なしが前提—
RX-8(SE3P)要査定(個別にご相談)タイプS・6MT・エンジン状態良好が前提—
コペン(L880K)/クラウン アスリートV(JZS171)/アコード ユーロR(CL7)/スイフトスポーツ(HT81S)要査定(個別にご相談)当社の相場表に公開レンジが無いため個別査定—

※金額はすべて当社の買取相場(2026年10月時点・目安)です。年式・走行距離・修復歴・カスタム内容・市場動向で変動し、確定買取額をお約束するものではありません。※「—」は該当する解説記事が無い車種で、車種ページでご案内しています。

レンジの中で上に行く条件・下に行く条件

上に行く条件は、どの車種でもほぼ共通です。①MT(6MT/5MT)であること ②上位グレード(スペックR・RZ・V・spec・GSR・タイプRなど)③修復歴なし・錆なし ④整備記録簿と走行距離の証明 ⑤チューンドなら「パーツの銘柄と施工内容が分かる」こと。改造車王は純正戻しを求めず、取り外した純正パーツが付属すれば「カスタム+純正一式」としてさらに加点します。

下に行く条件は、AT、修復歴、下回りの錆、不動・冠水、走行距離の証明が無いことなど。走行距離そのものは、当社ではそれだけで一律に減額する項目ではなく、仕様・履歴・機関の状態と合わせて判断します。ただし状態次第でレンジの下限を割る実例もあります(次章の実例③)。また「下に行く」と「値が付かない」は別です。25年ルール対象車はエンジン・ミッション・足回りが部品単体でも海外需要を持つため、不動車・事故車でもレンジの下側で値が付くのが当社の実感です。2027年解禁組の実例を次の章で3件、実額で公開します。

買取実例

2027年解禁組の当社買取実例(実額公開)

S15シルビア2件・フェアレディZ Z33 1件

実例①: S15シルビア スペックR(2001年式・純正黒・実走13.9万km)を320万円で買取

項目内容
車種・グレードシルビア S15 スペックR
年式2001年(平成13年1月)式
ボディカラー純正黒
走行距離実走13.9万km
買取エリア・時期愛知県・2026年9月
買取額320万円

※掲載金額はこの個体の実際の買取金額です。状態・時期により変動します。

▶ この買取事例の詳細を見る

S15シルビアの当社の買取相場(2026年10月時点・目安)は70〜650万円です。この個体は2001年式=2026年に解禁の年を迎えた年式で、2027年8月の「全年式解禁」を待たずにレンジ上側の評価になりました。実走13.9万kmという走行距離より、純正黒・スペックRという素性が評価された結果です。「解禁を待てば上がるかもしれない」より「今この個体にいくら付くか」で判断した結果です。

実例②: 5MT載せ替え(未公認)・走行20万kmのS15シルビア スペックSを238万円で買取

項目内容
車種・グレードシルビア S15 スペックS
ミッション5MT載せ替え(未公認)
走行距離20万km(実走行不明)
買取エリア・時期鹿児島県・2026年8月
買取額238万円

※掲載金額はこの個体の実際の買取金額です。状態・時期により変動します。

▶ この買取事例の詳細を見る

ターボのスペックRではなくNAのスペックS、しかもミッションは載せ替えで未公認、走行は20万km。一般の買取店で敬遠されやすい三要素が揃った個体です。それでも238万円になったのは、国内のドリフト・チューンド需要を含めて「この仕様を探している次のオーナーがいるか」で値段を決めているからです。EPAの無改造条件は輸出する側の論点であり、売る側が純正に戻す必要はないことを示す実例です。

実例③: フェアレディZ Z33 バージョンS(2004年式・6MT・実走20万km)を62万円で買取

項目内容
車種・グレードフェアレディZ Z33 バージョンS
年式2004年(平成16年)式
ミッション6MT
走行距離実走20.0万km
状態色替え全塗装・社外パーツ多数/車検切れ・足回りのへたり・外装の傷み
買取エリア・時期愛知県・2026年9月
買取額62万円

※掲載金額はこの個体の実際の買取金額です。状態・時期により変動します。

▶ この買取事例の詳細を見る

Z33は2027年7月から初期型(2002年製)の解禁が始まる車種で、この2004年式の解禁は2029年です。Z33の当社の買取相場(2026年10月時点・目安)は80〜400万円です。当社は走行距離だけで一律に減額しませんが、この個体は実走20万kmに加えて、車検切れ・デフマウントブッシュのへたり・フロントサスの底付き・ルーフのクリア剥げ・バンパー割れといった状態面のマイナスが重なり、レンジの下限を下回る62万円になりました。

それでも「過走行・現状渡しの6MTに値が付く」ことは示せています。レンジは一般的な状態の個体の目安で、状態次第で上にも下にも動く——その実例としてあえて公開しています。ほかの車種・個体の事例は買取事例一覧にまとめています。

売り時と準備

2027年解禁組の売り時と、高く売る準備

一般論と「当社の判断」を分けて書きます。当社の判断は、当社の買取相場と実例に基づくものです。

① 「全年式解禁の月を待たない」——当社の判断と、その理由

一般には「解禁前から輸出業者の仕入れが動く」「解禁直後が最高値とは限らない」「国内のタマ数は年々減る」とされますが、これらは個体ごとに当てはまり方が違うため、当社は断定しません。当社として言い切れるのは次の3点です。

  • ①相場はすでにこの水準にある。当社の買取相場(2026年10月時点・目安)はS15シルビア70〜650万円・RX-7 FD3S 80〜1100万円・80スープラ200〜1200万円・R34 GT-R 800〜3800万円と、2027年8月を待たずにこの水準です
  • ②実例が示している。2026年に解禁した2001年式S15 スペックRを320万円で買取——2027年8月の全年式解禁を待たずに、レンジ上側で評価されています
  • ③待てば傷む。車の状態は待つほど下がり、錆・ゴム劣化・不動化はそのまま査定に響きます。「待てば上がる」は保証されませんが、「待てば傷む」は確実です

※掲載金額はこの個体の実際の買取金額です。状態・時期により変動します。

② 製造月で売り時がずれる——車検証の初度登録年月を確認する

同じ2002年式でも、2002年1月製造の個体は2027年1月、8月製造の個体は2027年8月に25年を迎えます。製造月が早い個体ほど、2027年の前半から海外の買い手の対象になります。コーションプレートに製造月が無い場合は、車検証の初度登録年月が目安です。査定依頼の際に初度登録年月を添えていただくと、当社は「いつから海外需要の対象になる個体か」を踏まえて金額を出せます。

③ 海外の高額取引報道と、あなたの1台の買取額は別の市場

R34 GT-RのNürのような限定車が海外で高額で取引されたニュースは、2026年も続いています。ただしそれは「ハイエンド限定車・極上個体」の市場で、量販グレード・過走行・改造個体の国内買取とは別の数字です。当社は海外の販売価格を査定の根拠にせず、当社の買取相場レンジと国内のチューンド需要、仕向け先の見込みを合わせて1台ずつ金額を出します。「海外で○万ドル」の記事を見て待つより、今の自分の個体に付く金額を知るほうが判断材料として確実です。

④ 高く売るための準備チェック(売る側がやることは5つだけ)

  • 改造は戻さない。タービン・ECU・足回り・エアロ・ロールケージはそのまま。取り外した純正パーツがあれば一緒に査定へ(「カスタム+純正一式」で加点)
  • 不動・事故・冠水は直さない。修理費が査定に全額上乗せされることはなく、持ち出しになりがちです。現状のまま正直に申告してください
  • 書類を揃える。車検証・自賠責保険証・リサイクル券・整備記録簿、あれば製造年月が分かる資料。輸出に必要な書類(輸出抹消仮登録など)は当社が手配します
  • 走行距離・メーター交換・修復歴を正直に。当社は査定時に金額を確定させ、引取後の減額はしません。隠れた減額要因を無くすのが、金額を守る近道です
  • 写真を送る。外装4方向・内装・エンジンルーム・メーター・改造箇所。全国無料出張買取で、積載車での引き取りにも対応します

減額ゼロ宣言

改造車王は、提示した買取額から引取後に減額しません。買取後の減額・クレームは創業30年ゼロ。25年ルールの輸出需要も、国内のチューンド需要も、査定時に金額として確定させ、そのままお支払いします。

2027年8月に全年式解禁

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2027年解禁組を売るなら、価値がわかる改造車王へ

改造車王は改造車・スポーツカー・旧車の専門買取店。改造車・不動車・事故車もそのまま査定し、タービン交換・公認改・ロールケージは加点、過走行・不動車も部品価値まで評価します。全国無料出張買取、写真を送るだけの無料査定です。

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FAQ

25年ルールの2027年以降についてよくある質問

2027年に25年ルールで解禁される車種は何ですか?
2027年は2002年製造分が対象です。主な車種は、2月からランサーエボリューションVII GT-A、5月からNSX-R(NA2)、6月からコペン(L880K)、7月からフェアレディZ(Z33)の初期型、8月にスカイラインGT-R(BNR34・Nür含む)・80スープラ(JZA80)・シルビア(S15)・RX-7(FD3S・スピリットR含む)の4車種が全年式解禁、10月からアコード ユーロR(CL7)、11月からインプレッサWRX STi 涙目(GDB)です。インテグラ タイプR(DC5)前期・ヴェロッサ・JZX110マークⅡ・アルテッツァ・クラウン アスリートV・S2000などの継続生産車は、2002年製造分が製造月ごとに順次解禁されます。解禁月は製造年月基準の目安で、個体ごとの製造月で前後します(2026年10月16日時点・各社公式リリースと米NHTSAの運用に基づく)。
25年ルールの起算日は製造年月・初度登録・年式のどれですか?
製造年月です。米NHTSA(運輸省道路交通安全局)は25年を「車両の製造日から起算する」と運用し、輸入申告書HS-7にも製造日を記入します。モデルイヤー(年式)や発売日、日本の車検証の初度登録年月ではありません。日本車はコーションプレートに製造月の記載が無いことが多いため、実務では車検証の初度登録年月を目安にしつつ、メーカー発行の製造年月証明などで立証する方法が使われます。同じ2002年式でも、1月製造と8月製造では解禁が7か月ずれます。
2028年以降(2028〜2030年)に25年ルールで解禁される車種は何ですか?
2028年は2003年製造分が対象です。1月からランサーエボリューションVIII(同じ1月にランエボVIIは全年式解禁)、4〜5月からRX-8(SE3P・2003年4月発表、5月上旬店頭販売)、6月からスイフトスポーツ(HT81S・5速MT)、12月にクラウン アスリートV(JZS171)が全年式解禁です。フェアレディZ(Z33)・コペン・NSX(NA2)・DC5前期・GDB涙目などは2003年製造分が順次解禁されます。2029年はランエボVIII MR(2月)とDC5後期(9月)の解禁が始まり、ヴェロッサ(4月)とJZX110マークⅡ(11月)が全年式解禁、2030年はアルテッツァ(7月)とNSX(12月)が全年式解禁になる見通しです(各社公式リリースの生産終了月に基づく製造年月基準の目安)。
25年ルールは今後廃止や変更されますか?アメリカの関税の影響はありますか?
25年ルール本体(連邦法49 U.S.C. §30112(b)(9)による安全基準適合義務の免除)は、2026年10月時点で改正や改正案の公式な動きは確認されていません。一方、関税は25年ルールとは別の制度で、2025〜2026年に複数回変わりました。輸入する年から25年以上前の年に製造された乗用車は2025年4月発効の自動車関税(232条)の対象外とされ、2026年10月時点では別の追加関税を含めて合計12.5%程度という通関業者の解説があります。税率は今後も変わり得るため、輸出する時点で米CBP(関税・国境警備局)や通関業者への確認が必要です。日本国内で当社に売却する場合、関税の手続きや負担はお客様には発生しません。
解禁前に売るのと解禁後に売るのは、どちらが高く売れますか?
当社の判断では、全年式解禁の月(2027年8月)を待つ必要はありません。理由は3つです。①当社の買取相場(2026年10月時点・目安)はS15シルビア70〜650万円・RX-7 FD3S 80〜1100万円・80スープラ200〜1200万円・R34 GT-R 800〜3800万円と、2027年8月を待たずにすでにこの水準にあること。②当社は2026年9月に2001年式S15 スペックR(実走13.9万km)を320万円で買い取っており、2027年8月の全年式解禁を待たずにレンジ上側で評価されていること(※掲載金額はこの個体の実際の買取金額です。状態・時期により変動します。)。③車の状態は待つほど下がり、錆・ゴム劣化・不動化は査定に直接響くこと。答えは個体の状態と製造月で変わるため、まず今の査定額を確定させ、その数字を見てから売る・乗り続けるを決めるのが損をしない順番です。
右ハンドルのままアメリカで登録して走れますか?
連邦レベルでは右ハンドルは問題になりません。米国の連邦自動車安全基準(FMVSS)に右ハンドルを禁止する規定はなく、NHTSAも公式FAQで「安全基準は右ハンドルの操舵系を禁止しない」と回答しています。ただし通関(連邦)と登録(州)は別の手続きで、登録要件は州ごとに異なります。カリフォルニア州は直接輸入車に別途の要件があり、扱いが厳しい州とされています。日本で売却する側にアメリカの手続きは発生せず、仕向け先の判断は買い取った当社側で行います。
改造車やエンジン換装車でも25年ルールで輸出できますか?買取で減額されますか?
買取では減額しません。改造車王は改造車・不動車・事故車もそのまま査定し、タービン・ECU・足回り・ロールケージなどのパーツを1点ずつ加点します。輸出面では、米EPA(環境保護庁)の排ガス基準免除に「製造から21年以上(暦年差)かつ原状・無改造の構成」という条件があり、エンジン換装車は同型または新しい認証エンジン以外は免除対象外になり得ます(EPA Form 3520-1)。ただしこれは輸出する側の論点です。国内のドリフト・チューンド需要で評価される個体も多く、売る側が純正に戻す必要はありません。当社の実例では、5MT載せ替え(未公認)・走行20万kmのS15 スペックSを238万円で買い取っています(※掲載金額はこの個体の実際の買取金額です。状態・時期により変動します)。
2027年以降に解禁される車のうち、値上がりが見込めるのはどれですか?買っておくべきですか?
当社は特定の車種の値上がりを断定せず、投資としての購入もおすすめしません。当社の買取相場(2026年10月時点・目安)で上限が高いのはR34 GT-R 800〜3800万円・80スープラ200〜1200万円・RX-7 FD3S 80〜1100万円ですが、これは今のレンジであり、解禁年に合わせて上がる見通しを示す数字ではありません。金額を決めるのは解禁年ではなく、個体のグレード・MT/AT・修復歴・走行距離の証明・カスタム内容と記録です。海外の高額取引の報道は限定車・極上個体の市場の話で、量販グレードや改造・過走行の個体の国内買取額とは別の数字です。すでにお持ちの車なら、解禁年を待つより今の査定額を確定させるほうが判断材料として確実です。

カレンダーを見たら、次は「今の査定額」を確定させましょう

2027年8月の全年式解禁も、2028年のRX-8・ランエボVIIIも、製造月で個体ごとに答えが変わります。改造車王は25年ルールの輸出需要と国内のチューンド需要の両方を見て、1台ずつ丁寧に査定。写真を送るだけの簡単査定、もちろん無料です。

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本記事の金額はすべて当社の買取相場(目安)であり、確定買取額をお約束するものではありません。年式・グレード・走行距離・修復歴・市場動向により変動します。
最終更新: 2026年10月16日

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改造車王(1989年創業/千葉県船橋市/代表: 山田秀夫)
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