フェアレディZのリセールは高い?Z31〜Z34世代別比較

リセール徹底比較
目次

フェアレディZのリセールは高い?
Z31〜Z34 世代別比較

Z31からZ34、そして現行RZ34まで。どの世代がいくらで売れるのか、買取専門店の視点で世代別の相場目安・限定車プレミア・売り時を一気に整理します。

最終更新: 2026年7月9日

30秒でわかる結論(2026年7月9日時点)

  • フェアレディZのリセールは世代ごとに相場の「フェーズ」がまったく違うのが最大の特徴。売り時の考え方も世代で変わります
  • Z32は底値を脱して値上がり局面。ツインターボ×MT×修復歴なしが相場を牽引
  • Z34は値持ちの良さが際立つ一方、急な値上がりは見込みにくい=残価が高いうちが動きどき
  • 当社の買取相場(目安)はZ31〜Z34で50〜400万円。NISMO・限定車・MT・修復歴の有無で大きく変わります

※本記事の金額はすべて当社の買取相場(目安)です。年式・グレード・走行距離・修復歴・市場動向により変動し、確定買取額をお約束するものではありません。

1969年のS30から半世紀以上、日本を代表するスポーツカーであり続けるフェアレディZ。中古市場でも常に指名買いの需要がありますが、Z31・Z32・Z33・Z34・RZ34では、相場の置かれた状況=フェーズが全部違います

「旧車として上がり始めた世代」「底値圏の世代」「値持ちで守る世代」「プレミアが剥がれて正常化した現行」——。本記事では買取専門店の視点から、あなたのZがどのフェーズにいるのか、そしていつ・どう売るのが得なのかを世代別に整理します。

世代別サマリー

5世代のリセールを1枚の表で比較

世代名をタップすると各世代の相場ページに移動できます(RZ34は車種トップへ)。

世代年式当社買取相場(目安)リセール傾向
Z311983-198950〜280万円★★★★
旧車フェーズ入り・希少化
Z321989-200060〜400万円★★★★★
底値脱出・値上がり局面
Z332002-200880〜400万円★★★★★
底値圏・2027年に転機
Z342008-202150〜380万円★★★★
値持ち良好・横ばい
RZ34(現行)2022-要査定★★★★
プレミア解消・正常化

RZ34(現行)は相場の変動が大きいため、本記事では金額を提示せず個別査定でご案内しています。

ロードスターが「両端(最古と最新)が最強」だったのに対し、Zの主役は真ん中のZ32。90年代日本車の世界的人気を追い風に、値上がり局面のド真ん中にいます。

世代別の詳細

世代ごとのリセール事情と「高く売れる仕様」

同じフェアレディZでも、世代によって相場のフェーズが違う=売り時の正解も違います。

Z311983-1989|旧車フェーズに入った「直線番長」

当社買取相場(目安): 50〜280万円

V6ターボを初めて積んだZ31は、すでに全年式が生産から35年超。「中古車」ではなく「旧車」の相場で動いており、状態の良い個体の希少化が進んでいます。

  • 高く売れる仕様: 300ZR(VG30DE搭載・流通極少)、200ZR(RB20DET搭載・生産約8,300台)。この2グレードは指名買いの世界です
  • 注意点: Tバールーフのゴム劣化・雨漏り、電装系の持病は減額要因。動態維持できているかで査定が大きく分かれます

Z321989-2000|いま最も熱い、値上がり局面の主役

当社買取相場(目安): 60〜400万円

280psツインターボの衝撃でバブル期を象徴したZ32は、長い底値期を抜けて値上がり局面のド真ん中。生産台数約16.4万台のうち、事故・改造・海外流出で良個体が減り続けています。

  • 高く売れる仕様: ツインターボ×MT×修復歴なしが別格。バージョンR(1997年〜)・バージョンS、1998年以降の最終型は流通極少
  • 25年ルール(製造から25年経過した車を米国へ輸入できる制度): 全年式が対象済み。ただしZ32は北米で「300ZX」として正規販売されていたため、日本専売車のような解禁即高騰ではなく、世界的なタマ数減少が値上がりの本質です
  • 注意点: エンジンルームの熱害・配線劣化・Tバーの雨漏りは定番の減額ポイント。記録簿があると強い

Z332002-2008|底値圏。ただし2027年に転機が来る

当社買取相場(目安): 80〜400万円

「Zはなぜ高騰しないの?」と聞かれる代表がZ33です。理由は明確で、生産約23.6万台とタマ数が多く、北米でも350Zとして大量に正規販売されたから。裏を返せば、今が仕込み値・買い替え値として動きやすい世代です。

  • 高く売れる仕様: バージョンニスモ(販売約1年のみ)、35thアニバーサリー(期間限定)、そして300台限定の380RSはすでにコレクター価格
  • 転機: 2027年以降、初期型から25年ルールの対象に。輸出で国内流通が絞られれば、状態の良い個体の評価が切り上がる可能性があります
  • 注意点: MTとATで相場レンジが分かれる世代。ATは割安圏ですが、その分買い手も付きやすく売れないわけではありません

Z342008-2021|「値持ち」で選ばれた世代。急騰は期待しない

当社買取相場(目安): 50〜380万円

13年ものロングセラーだったZ34は、生産台数が約12万台とZ33の半分ほど。10年落ちでもおおむね新車価格の50%前後(当社査定の目安・2026年7月時点)を保つ「値持ち」の世代です。ただし相場はゆるやかな横ばい〜微減で、シルビア型の急高騰シナリオは現実的ではありません。

  • 高く売れる仕様: Version NISMO(2009年〜)/NISMO(2013年〜)、50thアニバーサリー(BREオマージュの2トーン・期間限定)、バージョンST、そしてMT
  • 売り時の考え方: 値上がり待ちで寝かせるより、残価が高いうちに動くのが合理的。年式が進むほど「値持ち」の貯金は減っていきます

RZ342022-現行|プレミア崩壊は「正常化」。次の転機は新型の店頭到着

当社買取相場: 要査定(変動が大きいため個別にご案内)

発売直後は受注停止で中古が新車を上回る異常なプレミアが付いたRZ34。受注再開と流通増でプレミアは剥がれ、相場は新車価格前後まで正常化しました。「値崩れした」というより、異常値が修正されたのが実態です。

  • 高く売れる仕様: Proto Spec(240台限定・イカズチイエロー2トーン)、NISMO、MTのバージョンS/ST、希少色
  • 直近の転機: この夏、大幅マイナーチェンジ(Gノーズ風フロント・NISMOに初の6速MT)の発売が予定されています(2026年7月時点の発表情報)。新型が店頭に並ぶと現行前期の相場が動きやすいため、売却を考えているなら新旧交代の前に相場を確認しておくのが安全です

S30・S130をお持ちの方へ: 初代S30系はさらに上の「ヘリテージ相場」で動く別世界です。S30フェアレディZの買取相場解説をご覧ください。

あなたのZは今いくら?

世代・グレード・ミッション・状態で査定額は大きく変わります。まずは現在の買取相場をチェック。

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売り時

フェアレディZの売り時はいつ?(世代別)

世代ごとにフェーズが違うから、売り時の正解も違います。

RZ34・Z34: 「今の残価」を基準に考える

RZ34は2026年夏のマイナーチェンジで新旧交代の相場変動が近づいています。現行前期を売るなら新型の店頭到着前が安全圏。Z34は値持ちが良い一方で急騰は見込みにくく、「上がるのを待つ」戦略の期待値は低め。残価が高いうちの決断が合理的です。

Z33: 急がない。ただし2027年を頭に入れておく

底値圏のZ33は焦って手放す局面ではありません。2027年以降の25年ルール解禁で国内流通が減れば、良個体の評価が切り上がる可能性があります。ただし待つなら状態維持が絶対条件。保管環境に不安があるなら、劣化が進む前に査定を取っておきましょう。

Z32・Z31: 値上がり局面こそ「状態」と相談

旧車は寝かせるほど上がる——のは状態を保てている場合だけ。ガレージ保管・動態維持ができているなら急ぐ必要はありません。屋外保管でTバーの雨漏りや錆が進んでいるなら、値上がりより劣化のスピードが勝ちます。相場が高い今のうちに現在値を知っておくのが得策です。

ワンポイント: 査定は無料で、取るだけなら売る必要はありません。「今いくらか」を知っておくだけでも、売り時の判断材料になります。

高く売るコツ

フェアレディZを高く売る5つのコツ

Z特有の査定ポイントがあります。売る前のひと手間で数万〜数十万円変わるケースがあります。

① 修復歴の「中身」を説明できるようにする

スポーツカーのZは事故歴のある個体が多く、査定士は修復歴を最重視します。修復歴ありでも「どこを・どう直したか」の記録があれば評価は変わります。逆に説明できない修復痕は大きな減額要因です。

② Tバールーフの雨漏り・ゴム劣化をケアする(Z31/Z32)

Z31・Z32のTバールーフはシール劣化による雨漏りが定番の弱点。室内の湿気・カビ臭は深刻な減額になります。売却前の乾燥と、雨漏り跡の確認は必須です。

③ 限定車・特別仕様は「証明」を揃える

380RS、バージョンニスモ、50thアニバーサリー、Proto Spec……Zの限定車は査定の主役です。専用装備・書類・シリアルなど、その仕様であることを証明できる材料を揃えてから査定に出しましょう。

④ 外した純正パーツは捨てない

カスタム車は外した純正部品を一緒に提示できると評価が上がります。純正マフラー・ホイール・エアロは特に価値が高いので保管を。改造車王はカスタム自体もプラス査定します。

⑤ モデルの節目を意識する

新型・限定車の発表前後は相場が動きます。直近ではRZ34のマイナーチェンジが大きな節目。モデルの節目のニュースが出たら、早めに相場を確認するのがおすすめです。

カスタムも、不動車も、フェアレディZなら査定します

改造車王はスポーツカー・旧車の専門買取店。車高調・エアロ・ワイドボディのカスタムはプラス査定、不動車・事故車もOK。全国どこでも無料出張査定、買取後の減額・クレームは創業30年ゼロです。

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FAQ

フェアレディZのリセールに関するよくある質問

フェアレディZはリセールが悪いって本当?
悪いのは世代ではなく「仕様」の問題です。Z33のAT・過走行車は相対的に弱い一方、値上がり局面のZ32、NISMOや限定車、MTの上位グレードはまったく逆で高値が付きます。当社の買取相場(目安)はZ31〜Z34で50〜400万円と幅があり、この幅こそ「どの仕様か」で決まります。日産車全体のリセール不安とは切り離して、Zは世代×仕様で個別に見るのが正解です。
フェアレディZでいちばんリセールが高い世代はどれ?
相場変動中の現行RZ34を除いた歴代では、「値落ちの小ささ」ならZ34、「資産価値の伸び」なら底値を脱して上昇局面に入ったZ32です。当社の買取相場(2026年7月時点・目安)はZ32が60〜400万円、Z34が50〜380万円。どちらもツインターボやNISMOなどの上位仕様・MT・修復歴なしが上限側を牽引します。
Z32は今後も値上がりする?
上昇局面が続いています。かつて底値だったZ32は流通台数の減少と世界的な90年代日本車人気で相場が切り上がり、当社の買取相場(目安)は60〜400万円。特に「ツインターボ×MT×修復歴なし」は極めて希少で、上限側の評価が付きやすい組み合わせです。ただし25年ルール(製造から25年経過した車を米国へ輸入できる制度)については、Z32は北米で300ZXとして正規販売されていたため「解禁で即高騰」という構図ではなく、タマ数の減少こそが値上がりの本質です。
Z33は25年ルールが近いのに、なぜ高騰しないの?
理由は2つあります。①生産台数が約23.6万台と多くタマ数が豊富、②北米でも350Zとして正規販売されていたため、輸出解禁で需要が急増する日本専売車型のシナリオが起きにくいこと。ただし2027年以降は初期型から25年ルールの対象になり、国内流通が減っていく可能性があります。当社の買取相場(目安)は80〜400万円で、バージョンニスモや35thアニバーサリー、300台限定の380RSといった希少仕様はすでに別格の評価です。
Z34は今が売り時?これから値上がりする?
シルビアのような急高騰は期待しない方が現実的です。Z34は生産台数が約12万台とZ33の半分ほどで、10年落ちでもおおむね新車価格の50%前後(当社査定の目安・2026年7月時点)を保つ「値持ちの良い」世代ですが、相場はゆるやかな横ばい〜微減で推移しています。値上がり待ちで寝かせるより、残価が高いうちに動くのが合理的です。Version NISMO・NISMO・50thアニバーサリーなどの特別仕様は例外的に強く、通常グレードとは別の相場で動きます。
RZ34(現行)は値崩れしたって本当?
発売直後の「新車超えプレミア」が解消されたのは事実です。2022年の発売直後は受注停止で中古価格が新車を上回る異常な状態でしたが、受注再開と中古流通の増加でプレミアは崩れ、新車価格前後まで正常化しました。これは値崩れというより異常値の修正です。なおこの夏、大幅マイナーチェンジ(Gノーズ風フロント・NISMOに初の6速MT)の発売が予定されており(2026年7月時点の発表情報)、新旧の相場が動くタイミング。現行型を売るなら、新型の店頭到着前に相場を確認しておくのが安全です。
MTとATでリセールはどれくらい違う?
フェアレディZはスポーツカーとしての指名買いが中心のため、全世代でMTがATより高く評価される傾向がはっきりしています。特にZ32はツインターボ×MTとNA×ATで相場のレンジが大きく異なります。一方でZ33のAT車は相対的に割安な分、狙い目として需要があり、売れないわけではありません。ミッションだけでなくグレード・修復歴・走行距離との組み合わせで査定は決まります。
ボディカラーでリセールは変わる?
変わります。基本は白・黒・銀の定番色が安定して強く、流通の多い赤系がそれに続きます。一方でフェアレディZの場合、Proto Specのイカズチイエロー2トーンやミッドナイトパープル系のような限定色・専用色は、台数の少なさがプレミアに転じやすいのが特徴です。「不人気色だから安い」と決めつけず、その色の希少性まで含めて査定するのが専門店の仕事です。

フェアレディZを高く売るなら、専門店の改造車王へ

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本記事の金額はすべて当社の買取相場(目安)であり、確定買取額をお約束するものではありません。年式・グレード・走行距離・修復歴・市場動向により変動します。
最終更新: 2026年7月9日

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改造車王(1989年創業/千葉県船橋市/代表: 山田秀夫)
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