
NAロードスターが値上がりしている背景
近年、初代マツダ・ロードスター(通称NAロードスター)の中古価格が上昇傾向にあります。軽快なハンドリングとオープンエアモータリングを気軽に楽しめる名車として、1989年のデビュー以降、世界中で愛されてきたNAロードスター。なぜ今、値上がりが起きているのでしょうか?以下でその理由を深掘りします。
1. 生産終了後の希少性
NAロードスターは1998年に生産終了しており、年々状態の良い個体が市場から減少しています。コンディションの良いNAロードスターは限られた存在となっており、「二度と増えない希少モデル」 というプレミアム感が価格を押し上げています。
2. 海外需要の拡大
国内だけでなく、北米やヨーロッパをはじめ世界中でNAロードスターは「Miata」や「MX-5」として人気が高まっています。輸出業者が良質な中古車を積極的に海外へ流出させることで、国内在庫が減少し、国内価格の高騰につながっています。
3. レトロ&ライトウェイトスポーツブーム
近年、90年代~2000年代初頭のシンプルで軽量なスポーツカーが再評価されています。電子制御が過度でない「ピュア」な走りが見直され、レトロブームと相まってNAロードスターに再スポットライトが当たっています。
4. カスタム・レストア需要の増加
NAロードスターはカスタムやレストアを楽しむオーナーが多く存在します。オリジナルの良い状態を維持・再現する「レストモッド」的な取り組みが増え、部品需要の高まりから相場全体が底上げされる現象が起きています。
NAロードスターの価格帯と相場の現状
状態や走行距離、年式、整備履歴、改造履歴などによって価格は大きく変動しますが、昨今は100万円台後半~200万円以上のプライスレンジで取引される良質車両も珍しくありません。以前であればより手頃だった価格が、今では一段高くなっています。
- 低走行・屋内保管・整備記録ありの個体:高値安定
- 走行距離多め・修復歴あり・要整備箇所多い:やや割安だが、底値も底上げ傾向

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値上がりはいつまで続く?今後の展望
今後もNAロードスターの値上がりが続く可能性は十分考えられます。理由は以下の通りです。
- 国際的なレトロスポーツ需要:
世界的なレトロ&クラシックカー市場が拡大しており、シンプルなドライビングフィールを求めるファンは増加中。 - EVシフトへの対抗心理:
グローバルな電動化の流れの中で、「ガソリン車らしい楽しさ」を求めるユーザーがNAロードスターに注目。これが需要を下支えする可能性があります。 - 部品再生産とカスタム文化の定着:
マツダが純正部品再生産プロジェクトを進めるなど、メーカー側のサポートもあり、長期保有やレストアへの関心が続きます。オーナー同士のコミュニティも活発で、情報交換によって価値が再認識される好循環です。
短期的にはさらなる値上がり、長期的には需要と供給のバランス次第ですが、他の同世代スポーツカーと比べて状態の良いNAロードスターは依然として高値を維持する可能性が高いです。
購入・売却を考える読者へのポイント
購入を検討中なら
- 状態重視:
値上がり傾向の中で「安さ」より「質」を重視しましょう。整備履歴が明確、サビ対策済み、オリジナル性の高い車両は将来的にも価値を維持しやすいです。 - 専門店・コミュニティ活用:
ロードスター専門ショップやオーナーズクラブ、SNSコミュニティで情報収集をすると、より信頼性の高い個体に出会える可能性が上がります。
売却を検討中なら
- 複数査定で高値を狙う:
ディーラー下取りだけでなく、専門買取店や海外バイヤーへのルートも検討して比較査定しましょう。 - 整備記録・純正品の保持:
書類や純正パーツが揃っているほど高値が期待できます。
まとめ:NAロードスターは値上がりする「資産価値のある名車」へ
NAロードスターが値上がりしているのは、希少性、海外需要、レトロブーム、そして根強いファン層によるものです。このトレンドは簡単には終わらず、当面は価格高止まりが続くと考えられます。
購入を考えている方は、妥協せずしっかりと状態の良い個体を探すことが大切。一方で、売却を考えているオーナーは、今の高騰相場を利用して利益を最大化するチャンスともいえます。いずれにせよ、NAロードスターは「走る楽しさ」を味わえるだけでなく、資産価値という観点でも注目度が高い存在となっています。