
1. G350dが値落ちする3大要因
1-1. 円高局面での輸出需要減少
円高=海外バイヤーの仕入れ減→国内買取額が圧縮。
1-2. 次期型(電動化モデル)発表の余波
モデル末期になると旧型需要が一段落。発表12か月前以降から下落スピード加速。
1-3. 走行距離とメンテ履歴の“割引率”
- 5万km超→平均-70万円
- 記録簿欠落→平均-40万円
2. 2025年5月時点の値落ちシミュレーション
| 登録年 | 新車価格 | 2025年相場 | 残価率 | 年平均下落率 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年式 (1年落ち) | 1,330万円 | 1,220万〜1,300万円 | 92〜98% | -3〜-8% |
| 2022年式 (3年落ち) | 1,300万円 | 1,080万〜1,200万円 | 83〜92% | -3〜-6% |
| 2020年式 (5年落ち) | 1,270万円 | 980万〜1,100万円 | 77〜87% | -3〜-5% |
※国内オークション成約平均(走行3万km・修復歴なし)を基に独自算出。
3. 値落ちを抑える5つの実践テク
- ディーラー整備記録の死守
1回でも社外工場のみだと平均-15万円。 - 純正戻しできるカスタム方針
リフトアップ・マフラー交換は純正パーツ同梱で減額回避。 - 年2回のボディコーティング
外装コンディションは写真査定の即決要素。 - タイヤ残溝5mm以上を維持
買取店はタイヤ交換費をそのまま減額。 - 円安期(USD≧¥155)での査定依頼
輸出マージンが上がり評価額+30〜50万円のケースも。
4. “売り時”を逃さないための2つの指標
| 指標 | サイン | 行動 |
|---|---|---|
| モデルチェンジ情報 | ドイツ本国でスパイショット流出 | 6か月以内に査定比較開始 |
| 為替レート | 1ドル=¥150→¥155へ急伸 | 3社以上へ即日見積もり |
5. まとめ|G350dの値落ちはコントロールできる
- 残価率80%超でも為替・モデル周期で急落リスクあり。
- 記録簿と純正パーツの完備+低走行が最大の防波堤。
- 売却は「円安×フルモデルチェンジ前」の“ダブル高値期”を狙え。
