
180SXとは? — リトラの貴公子
日産180SXは1989〜1998年に生産されたFRハッチバッククーペです。S13シルビアとプラットフォームを共有しながら、リトラクタブルヘッドライトとハッチバックボディを採用。エンジンは前期CA18DET(175PS)、後期SR20DET(205PS)を搭載。シルビアより長い生産期間で多くのバリエーションが生まれ、2026年現在もドリフト・JDMシーンで絶大な人気を誇ります。
180SXの基本スペック
エンジン:CA18DET 1.8Lターボ 175PS(前期)/ SR20DET 2.0Lターボ 205PS(後期)
駆動方式:FR(後輪駆動)
トランスミッション:5速MT / 4速AT
生産期間:1989〜1998年
新車価格:185〜248万円
180SXのグレード別スペック比較
| グレード | エンジン | 主な特徴 | 新車価格 |
|---|---|---|---|
| タイプI | CA18DET | 初期型・基本装備 | 185万円〜 |
| タイプII | CA18DET→SR20DET | フルエアロ・装備充実 | 205万円〜 |
| タイプIII | SR20DET | 後期型フェイス・ABS | 218万円〜 |
| タイプX | SR20DET | 最終型・最上級装備 | 238万円〜 |
| タイプR | SR20DET | スポーツ装備・LSD | 228万円〜 |
| タイプS | SR20DET | 廉価スポーツ | 215万円〜 |
タイプXが最終型として最も人気のグレード。最上級の装備とSR20DET搭載で、街乗りからサーキットまで幅広く対応します。タイプRはスポーツ走行に特化した装備が特徴です。
180SXの3つの特徴
1リトラクタブルヘッドライトの魅力
180SX最大のアイコンはリトラクタブルヘッドライト。歩行者保護の規制により現代の車では採用不可能となったリトラは、それだけで唯一無二の存在感を放ちます。「リトラの貴公子」と呼ばれる所以です。
2ハッチバックの実用性
S13シルビアがノッチバッククーペなのに対し、180SXはハッチバック形状。荷室の使い勝手が良く、スペアタイヤや工具を積んでサーキットに向かえる実用性が魅力です。
3「シルエイティ」「ワンビア」のベース車
S13シルビアのフロントを移植した「シルエイティ」、逆に180SXのフロントをS13に移植した「ワンビア」——いずれもJDMカスタム文化の象徴です。180SXはこうしたカスタムのベース車両としても不動の人気を誇ります。
180SXについてよくある質問
180SXとS13シルビアの違いは何ですか?
180SXの相場はどうなっていますか?
180SXの弱点や注意点は?
まとめ
180SXはリトラクタブルヘッドライト×FRハッチバック×SR20DETという唯一無二の組み合わせを持つJDMアイコンです。ドリフト・カスタム・コレクションと、あらゆるシーンで愛され続ける1台。リトラの新規生産が不可能な現代において、その希少価値は年々高まっています。
